ご挨拶

2017年所信表明

 10%の消費増税が平成31年10月からと決まり、軽減税率も含め多少の準備期間ができましたが、実質の消費動向は依然として低調に感じられます。
 昨年は、11月の米国大統領選挙にてドナルド・トランプ氏が予想を覆しての次期米国大統領に就任すると決まると否や、エコノミストの予想に反し、為替がドル高円安に動きました。注目のTPP問題も根幹から変わる可能性も出て参りました。隣国韓国では朴大統領の支持率が5%まで落ち込み、いつまで政権が維持できるかの問題に発展しております。中国の景気上昇もいよいよ収まり、バブル崩壊の危機をはらんでおります。
 また、日本でも2020年東京オリンピックを迎える東京での東京都知事選挙や築地移転問題等、まさに予想外の問題が発生しました。現在の社会では予想以上のことが頻繁に起こりうることを覚悟して取り組む必要があるのかもしれません。
食品業界でも、消費者の嗜好の多様化からか、大ヒット商品は見受けられず、多数のオンリーワン商品が出現しているように思われます。このような想像もつかない状況に対応すべく、私どもは“基本”の徹底を重視します。
お客様にお伺いする商品開発サポートチームでは、数多くの仕入先様から入手する食品業界の情報を提供するとともに、新素材・高機能素材の紹介をさせて頂きます。研究開発チームでは、市場調査による多くの情報提供と、食のトレンドに合った新しいアイデアを盛り込んだ試作品提案をお届けして参ります。この基本活動を徹底的に実行し、お客様それぞれに必要なサービスを探し出し、提案して参ります。
 また近年非常に関心が高まっておりますフードディフェンスは、今後の食品業界において必須なものと考えます。食品工場に求められる衛生面の向上はもちろんのこと、安全性の改善の為、防犯カメラや顔認証システム等の商品の紹介、そして新たなる商材の発掘を行い、原材料以外でもお客様の更なるサポートができるよう提案を継続して参ります。
 近年伸長著しいインターネットショップは、ショップ画面のリニューアルを行い、分かり易い店舗運営をして参ります。取扱商品も新たに業務用食材のネット通販に取り組む予定です。また、休業中であった本店を再開し、他店と異なる新しいコンセプトの店づくりを目指します。
 社内の業務関係は、スピーディー且つ正確な対応、効率のよい運営体制を目指します。
5年目を迎える『ファーストコールカンパニー』。本当に、“最初に声を掛けて頂ける会社”になっているのか原点を見つめる1年にして参ります。
本年も宜しくお願い申し上げます。

小出 守彦

経営理念

経営理念

理念1.素直に感動し、夢に向かって行動できる人を育てます。

今社会が求める人とはどんな人でしょうか?

ずばり行動する人だと思います。このままではいけないと、先のことを心配する人はたくさん居ます。不安なニュースや、情報が氾濫し、知識ばかりは皆たくさん持っております。しかし行動する人はなかなか少ないように感じます。なぜでしょうか?

行動するには体を動かす原動力が必要です。その原動力と成り得るのが、感動する心だと思います。そして行動すると様々な問題が降りかかってきます。その時、行き場を無くした我々を、立ち直らせてくれるのも感動ではないでしょうか。

今心にフィルターをかけた人がたくさんいます。そうすると感動が弱くなり、もちろん行動を起こそうともしなくなります。なぜフィルターがかかるのでしょう。逃げているのです。感動し行動するのが怖いのです。その場をなんとか無難に過ごせば、後は誰かがやってくれると思ってしまっているのです。そしてそういう教育を受けてきました。それが素直でない心、すなわち心のフィルターにつながるのです。創業者精神・市民参加・地方分権などという言葉を本当によく見るようになったのも、会社まかせ・行政まかせでは、より良い社会が出来ないという事を表しているのです。当社では何をやるにもみんなでやろうという、全員参加型の会社にすることで、皆の眠っていた力を呼び起こして行きます。

本当に強い人間。それは目標・夢があり、物事を単純に考え、感動・感激・感謝を忘れず、行動する人間だと思います。人は誰もが根本に、そのような物をもっていると思います。そんな人と一緒により良い社会貢献をしていきたいものです。

理念2.社会の求める、感動を提供します。

今お客様は何を求めているのでしょうか?

またまた出てきますが、それはずばり感動だと思います。良い品質の物を届けるのも、安い商品を届けるのも、迅速に届けるのも、すべて感動していただけます。それはもちろん大切なことです。しかし物あまりの時代といわれる今、交通期間が発達して地球の裏側へも1日で行けるような今、もっと高度な感動を求められているような氣がします。それは多分、提供する物やサービスに、それを提供する人の心が、どれだけ入っているかということではないでしょうか? 「お客様に貢献したい」、「自分の売ろうとしている商品を心から理解し惚込んでいる」。そんな氣持ちで、電話を取ったり、荷物を運んだり、新製品を提案したり、ひとつひとつこなしていけば、必ず相手に感動が伝わり、理解してもらえるものと思いたいものです。

今我々は物よりも感動するために時間とお金は使います。携帯電話もプリクラも、映画タイタニックも全部同じです。感動を作り出し、感動を提供しつづけ、お客様そして消費者の方々に喜んでいただくことが、我々の幸せであり、使命だと思っています。

理念3.未来の子供たちに、夢と、健康と、きれいな地球を届けます。

今社会は何を求めているでしょうか?

環境問題・教育問題・少子高齢化及び福祉の問題・経済や政治の問題など、きりが無いほど問題の多い今の社会。世界的に見ても例を見ない高度成長のかげに、これほど多くの問題が作り上げられるとは誰も思わなかったでしょう。もちろんこれだけ豊かな社会を作り上げてこられた先人たちには感謝すべきだと思います。

しかし、残念ながら現状はご存知の通りです。そして、これからどんな時代が来ようとも、それを受けてたっていくのはすべて未来の子供たちです。国の借金を背負って行くのも、汚れた地球で先のことを心配しながら暮らしていくのも、たくさんの高齢者を支えていくのも、全部未来の子供たちです。

過去の事をどうこう言っても仕方がありません。我々人間は、少しでもいい社会を作り上げるべく前進して行くことができる、唯一の動物です。もちろん今全部解決できる方法など無いでしょう。しかしこの現状で未来の子供たちにバトンタッチしていく事など恥ずかしくて出来ません。

我々小出物産は未来の子供たちに夢・健康・きれいな地球を届けることが義務だと思い、行動していきます。

創業の精神でとよく言いますが、弊社創業者の精神というのは、残されたテープでよく理解することが出来ます。それはただ商売がやりたいという非常に単純な事のようです。最初はその思いもそれほど強くなかったような感じです。しかし、いろいろな人にかかわることでいろいろな感動を受け、その思いがどんどん強くなって、結果的に自分がやりたかった商売をすることが出来たわけです。

今我々に求められる創業の精神とはどんな物でしょうか?会社案内にも書いてありますが、字の通り業を創るという氣持ちを持ち、行動に移すことだと思います。業を創るには、今社会が何を求めているのかという、人間が生きていく上で、又企業が存在していく上でもっとも大切な部分を、徹底的に考えることが必要です。頭の中のどこかには存在していた理念ですが、言葉に表そうとすると結構大変なことが分かりましたが、なんとか作ることが出来ました。

これらの理念から生まれるのが小出物産という会社であります。具体的に言いますと、商品開発サポート事業であり、サニテーション関連事業であり、エコロジー関連事業であり、それらを運営するわれわれ社員であります。

ご理解頂き、今後ともご支援の程お願い申し上げます。

平成10年